自然素材は変化が楽しい。
2020年6月29日
基本的には自然素材が好きです。
理由は古くなって、日に焼けてきて濃くなったり、傷なんかの風合いが増すなど、良さが増すと思うからです。そんな経年変化で風合いが変わっていくことをエイジングと呼んでいます。
そんな理由で革素材も好きです。
こんなに色が変わりますが、焼けた色もいい感じ。
この時に一度日焼けした床をやすりがけして削りました。
そんなところは外にもあります。
外部では木は紫外線で焼けて色あせて、シルバーグレイになっていきます。
セランガンバツーというデッキの材料。
水を吸いにくく、無塗装でも腐りにくい。
無塗装でわずか1年足らず。
こんなふうにシルバーグレイになります。
しかし、自然素材も良いことばかりでもありません。
割れやすい、黒ずみやすい、削れやすい。珪藻土の壁なんかは施工コストも高い。
なのでこんな感じに木と木の間の隙間が大きくなってくる
といったところで、欠点もたくさんありますが、そんな欠点である汚れやすさや変形するなどの経年変化を楽しむことができる人には、柔らかい感触の床やマットな落ち着いた質感の珪藻土を楽しめると思います。
実際ちゃんとキレイな状態を保つには、手入れをしっかりすることも必要にもなってきます。
手入れを楽しめるかどうか、または「まあいっか！」と、細かいことを気にしないで質感を楽しめる人向きですね。
自分は多分「まあいっか！」のタイプで20年近く楽しんです。