子供部屋の考え方
2014年4月28日
建売住宅やマンションなど一般的には6畳程度の子供部屋x1〜2 に寝室とLDK+和室みたいな感じの間取りが多いのですが なんだか実際の生活に合ってない気がします。
特に子供部屋と寝室などの個室は、歳と共に使い方が変化するので、最初に部屋の名前を決めない事をオススメしています。 そんな中でもさらにオススメなカタチは将来分けられる大きな一部屋+将来の寝室
子どもが小さい時は、川の字でみんなで寝る家庭が多いみたいなので、大きな一部屋はみんなで寝るための寝室として機能します。その時期はたいてい将来の寝室は書斎なんかになってる事が多いです。
その後子どもが大きくなって、部屋が欲しくなった時に、この大きな部屋を二つに分けられるようにしておきます。入り口は二つにできるように引き分けの引戸にして、将来の間仕切り部分に下地となる構造材を入れておきます。
最近の住宅で増えてきた、こうした考えは西洋の個室文化が入る前の日本の家では当たり前のことだったように思えます。以前の「和室が好き」のエントリーでも書いたように、もともとの日本の家は間仕切りも自由にできるフレキシブルな優れた考えだと思いますので、これから作る家にも活かして行きたいと思います。