プランニングをすること
2013年7月8日
プランニングは、その家での暮らしを考えることです。
まずは、敷地に行き現場調査。 当たり前の事ですけど、現地に立たないと、イメージは出来ません。 ここでは、この方向に海が見えるということで、その眺望がプランニングの要です。
この向きを確認するためにiPadのmapが大活躍。GPSとdigitalコンパスが付いてるので、mapを開いて敷地境界線に平行にiPadを置き、スクリーンショットに海の見える方向を書き込みます。
それを元に敷地の3Dモデルを作成。 ポイントになる背景を元に、仮想の山や海を配置。
ここでの暮らしは、この眺望がどう見えるか?というところが重要です。おおまかに部屋を配置しては、3Dで確認するというtry&errorの繰り返しで、空間を構成して行きます。
空間を作るのは、高さの要素も重要。 そのため、最初の基本設計をしている段階から、大ざっぱでも矩計図(断面の詳細図)は必ず書きます。
この辺がまとまってくると、実際の暮らしを考えながら、全体を調整してまとめて行きます。