これからの住宅

先日、お台場で開催されていたhousevisionという イベントを見に行ってきました。

まず、トップの写真のエントランスや、併設されているツタヤ書店の看板からしてステキ。 

トイレの案内もいい感じ。この木組みの塀は、このまま外構に使っても良さそうですね。

ツタヤの前はそばやスタバのコーヒーが飲めるスペースに。

 このスタバトラックカッコいい。どうして、最近の車はこういうデザインできないだろ?

まず、気になったのは伊東豊雄xLIXILの住宅。土間とそれにつながるオープンな居住スペース。相反する蔵をモチーフにした閉じられた空間がつながってます。土間好きの私は結構好みです。マンションでも可能なプランとしていますが、リノベーションで考えるにはマンション側の対応が難しそう。

それぞれのブースを構成している。スチールのコンテナのような外壁も結構好みです。

このままモバイルhouse作れそう。

次に気になったのは坂茂xMUJIの家 MUJIの収納を構造体とした家で、モジュールがMUJIの商品で出来ています。MUJIの家具や引出などの小物は価格も手ごろな上にキレイで良いのですが、マイナーチェンジが多く、定番として使うには困ることが良いのが残念です。

今、個人的に取り組んでいるのが収納の考え方です。収納は、使うこと・しまうこと、誰でもわかることが重要で、そのための寸法や配置を検討しています。そんな事を考えているときにこの住宅を見たので、随分参考になりました。

この住宅の収納を見て感じたことは奥行きの使い方。ここではユーティリティで、おおまかに奥行き600と450を使い分けているようでした。また、リビングや寝室の本やCDなどのところではこの商品からすると、奥行き280高さと幅は370のようです。

あとは、ここR不動産xツタヤのリノベーション。壁になる両側に収納やこもれるスペースを作ってあとは,ワンルームというプランニング自体も面白いのですが、それよりもいろいろなスケール感が面白いです。 このテーブルは異常にでかいです。

こもるためのユニット家具。キャスターがついて移動可能ですが、地震の時はすごく怖そう〜

奥行き270のクローゼット。靴箱にもちょうどいい大きさで、機能的です。

その奥には、R不動産toolbox という、パーツショップのサイトのリアル空間が!個人的にはここが一番好きで、結構長い間いました(笑) ここでは、実際買えるわけではないのですが、こんなパーツあればいいのに!と思うようなパーツがたくさんあってまさに天国!新築でも使いたいパーツ多数です!

革の取手や、アルミを磨いただけのくすんだミラーとかステキ。

その他のブースもよかったのですが、この3つのブースが最近自分が考えている住宅に対する考え方に近かったので、面白かったです。やはり実物は説得力がありますね〜 最後に買った本もR不動産のこれ。

これからは、ミニマルなくらし+このくらいでいいんじゃない?と思うような、ちょっとラフだけどステキな仕上で、住宅がもっと手ごろになるといいな〜と思って、いろいろ考えてます。